観葉植物を部屋のインテリアにしよう!育てやすい観葉植物とは?

部屋で“観葉植物”を育てることは、成長するインテリアとして注目を集めています。

観葉植物にはインテリアとしての効果だけではなく、“リラックス効果”や“空気清浄効果”など多くのメリットがあるのです。

インテリアとして観葉植物の購入を検討している方のために、インテリアに向いている植物の種類や育て方などについて詳しくご紹介しましょう。

  1. 観葉植物を始めてみよう!
  2. 観葉植物の効果とは?
  3. インテリア性の高い観葉植物とは?
  4. まとめ

1.観葉植物を始めてみよう!

1-1.観葉植物の育て方

観葉植物をインテリアとして購入しようと考えている方も多いとは思いますが、植物も命があることを理解して購入を検討しなければなりません。インテリアとして観葉植物の購入を検討する前に、観葉植物を育てる最低限の知識を持つことが大切です。

観葉植物の育て方の基本についてご紹介しましょう。

植物には光が必要!

動物に食物が必要なように、植物が生きるためには“光”が必要になります。植物の種類によって必要な光量は異なりますが、“植物には光が必要”ということは間違いありません。観葉植物によって“直射日光が必要な植物”“室内照明でも十分に育つ植物”などの光に対する特徴は異なります。部屋の状況を考えて、最適な観葉植物を選ぶように心がけましょう。

観葉植物には植え替えが必要

観葉植物には“植え替え”が必要です。植え替えは“根詰まり対策”と“栄養補給”という目的があります。植物の種類や成長によって植え替えの時期は異なりますが、多くの植物は2~3年に1度程度おこなうのが一般的です。植え替え時には“廃土(使わなくなった土)”の処理が必要になります。廃土の処分は自治体によって異なるので、分別方法を確認して適切に処分しましょう。

1-2.観葉植物の処分方法を知ろう!

観葉植物を育てる上で処分方法を知ることも大切です。枯れてしまった観葉植物や不要になった観葉植物、廃土の処分方法などは観葉植物の購入前に調べておきましょう。

観葉植物の捨て方

観葉植物を捨てる場合には分別が必要です。不要な観葉植物は分別すると“鉢”“樹木”“土”の3種類に分けることができます。鉢は種類によって陶器・ガラスなどに分別して処分し、樹木は燃えるゴミとして処分可能です。

問題なのは“土”で自治体によって分別の方法は大きく異なります。都市部では回収していない自治体もあるで注意が必要です。在住の地域で、土をどのように捨てるのかを知ることは観葉植物を育てる上で重要な知識といえるでしょう。

廃土が処分できない自治体では?

観葉植物や家庭菜園で処分しなければならない廃土を取り扱わない自治体もあります。このような場合には“不用品回収業者”などに依頼することで処分可能です。不用品回収業者では、不要になってしまった観葉植物や枯れてしまった観葉植物を分別することなく処分の依頼ができます。観葉植物の処分に困った場合には回収業者に依頼するのもよいでしょう。

2.観葉植物の効果とは?

2-1.観葉植物の空気清浄効果とは?

植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。植物の光合成の過程で、室内のシックハウス症候群の原因となる有毒ガスなどを吸収・分解する効果など高い空気清浄効果があるのです。

空気清浄効果の高い観葉植物

ほとんどの植物には空気清浄効果があるのですが、“葉の大きな植物”は空気清浄効果が高い傾向にあります。空気清浄効果の高い植物をご紹介しましょう。

幸福の木(ドラセナ)

観葉植物としては非常にポピュラーな種類です。幸福の木は葉が多く、成長の早い種類という特徴があります。育成方法も比較的簡単なので、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。

サンスベリア

剣状の葉が直立した常緑多肉植物で、空気清浄効果の高い観葉植物です。形状の異なる種類も多く、好みによって葉の形状や模様を選べます。育成方法もあまり難しくはなく、育てやすいのが特徴です。

モンステラ

ハート形の葉が特徴的なモンステラは、日の当たらない場所でも育てることができる観葉植物です。耐寒性も高く、非常に育てやすい観葉植物といえるでしょう。

そのほかの植物

上記のほかにも“パキラ”“クワズイモ”など観葉植物として一般的な植物にも空気清浄効果があります。空気清浄効果は小さな植物よりも、大きな植物の方が高い傾向にあるので空気清浄効果を期待している場合には、大きな観葉植物を選ぶようにしましょう。

2-2.観葉植物の効果

観葉植物を育てることには環境面と心理面で大きな効果があります。植物の効果について具体的にまとめてみましょう。

植物の調湿効果

植物には乾燥した部屋では湿度を高め、湿度の高い部屋では湿度を抑える効果があります。植物の種類や使用している土によっても調湿効果は異なりますが、観葉植物には部屋を快適な湿度にする効果があるのです。

リラックス効果

植物を見ることは高いリラックス効果があります。植物を楽しんで育てることはストレス解消にもなるのです。観葉植物を育てることは多くのメリットがあります。観葉植物を育てる楽しさを知るためにも、気軽に始めてみるというのもよいでしょう。

3.インテリア性の高い観葉植物とは?

3-1.常緑植物を選ぼう!

インテリアとして観葉植物の購入を検討している場合には、常緑植物を選ぶようにしましょう。常緑植物を選ぶといっても、園芸店などで販売しているほとんどの観葉植物は、常緑植物なので心配する必要はありません。落葉する観葉植物は“カエデ”“モミジ”“イチョウ”など「盆栽」で栽培するものがほとんどです。観葉植物として販売しているものであれば、どの植物を選んでもよいでしょう。

3-2.インテリア性の高い観葉植物の育成方法

観葉植物は育成方法によってもインテリア性を高めることができます。インテリア植物の育成方法として注目されている“ハイドロカルチャー”と“エアプランツ”についてご紹介しましょう。

ハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーは水耕栽培を指すのですが、観葉植物では“発泡れんせき”や“ジェリーボール”などの培地を使用して栽培するものです。ハイドロカルチャーはガラス瓶などで育てることができる観葉植物としてインテリア向きの観葉植物といえるでしょう。

エアプランツ

エアプランツは土を必要としない“パイナップル科チランジア属”観葉植物の総称です。“部屋につり下げる”“額などに張り付ける”など自由な配置が楽しめることから人気があります。

インテリアとして観葉植物を購入する場合には、植物に対する知識を高めることが大切です。どのような植物を育てたいのかを考え、自分に合った観葉植物を選ぶように心がけましょう。

まとめ

インテリアとして観葉植物の購入を検討している方のために、観葉植物の育て方やメリットなどについてまとめていましょう。

観葉植物の育て方

  • 観葉植物には光が必要
  • 2~3年を目安に植え替えが必要
  • 植物の特性を理解することが大切

植物を育てる上で“植物に関する情報”を集めることは非常に大切です。

現在では、インターネットで植物に関する情報を調べれば観葉植物は簡単に育てることができます。

あまり意気込む必要はありませんが、購入する植物の情報は簡単でもいいので調べるようにしましょう。

観葉植物の購入前の確認事項

  • 枯れてしまった植物の処分方法を確認する
  • 廃土の処分方法を知る

観葉植物を育てる上で枯れてしまったものや、植え替えで不要になった土の処分方法を知ることは非常に重要です。

観葉植物の処分方法も異なるのですが、都市部では園芸用の廃土を回収しない自治体もあります。

園芸用の廃土を回収しない自治体に住んでいる場合には、不用品回収業者などに処分を依頼するようにしましょう。