
注文住宅の打ち合わせ時の注意点 〜マイホームづくりのポイント〜
注文住宅を建てる場合、事前の打ち合わせがとても重要です。
一生に一度の理想のマイホームですから、期待で胸が膨らんでいますよね。
その理想をしっかり形にするべく、施工業者との打ち合わせはじっくり行いましょう。
ここでは注文住宅の打ち合わせの際の注意点をまとめています
後で「こんなはずじゃなかった・・・」なんてことにならないように、打ち合わせのポイントをしっかり頭に入れておいてください。
ポイント1:打ち合わせ記録をとっておく
注文住宅を建てる場合、打ち合わせは一回では終わりません。
必ず数回にわたって細かい部分まで打ち合わせをします。
その際、必ず打ち合わせ記録を書面に残しておきましょう。
どんな細かいことでも構いません。
議事録のようなものを残して相手と共有しておきます。
実は注文住宅のトラブルで多いのは
- 思っていたのと違う
- 言ったことが守られていない
など、打ち合わせ時のすれちがい。
「言った」「言わない」のトラブルは非常に多く、お互いの意志疎通がはかれていない場合があるのです。
そういったトラブルを避けるためにも、打ち合わせ記録は必須。
お互いに気持ちよく家を建てられるよう、記録にしてすれ違いを防ぎましょう。
ポイント2:イメージの共有をしっかりと
「リビングはあんなふうに、間取りはこんな風に・・・」
家を建てる前はさまざまなイメージで頭が膨らんでいます。
そのイメージを形にするためにも、打ち合わせ時にはイメージを自分の言葉で伝えましょう。
「風通しがよく天井の高い家にしたいのでリビングはこんな風に・・・」
「子供部屋は収納をたくさんとりたいのでこんな風に・・・・」
といった感じで、細かい部分までイメージを共有します。
伝わりづらい場合は絵を描いてみたり、理想の間取りの写真を見せるなどして伝えましょう。
設計する人に任せっぱなしにしていると、イメージ通りの家は出来上がりません。
また、イメージは1回ですべて伝えられるわけではありません。
一気にすべて決定して終わり、と思っているとあとから「やっぱりここはこうして・・・」という追加の希望が出てくるものです。
打ち合わせは必ず数回に分けてじっくりと。
迷った場合はすぐに決定せず「次回までに決めておきます」と伝えて家族で話し合い、さらにイメージを固めて次の打ち合わせで共有してください。
ポイント3:相手の意見をじっくり聞いてみる
自分の理想をすべて伝えたら終わり、というわけではありません。
細かい資材や間取りなど、場合によっては理想の形ができない場合もあります。
「うちならすべてできますよ」という業者にお願いしたら、思っていたのと全然違った・・・という場合もあります。
必ず業者の方の意見を聞いて、妥協すべき点なども話し合いましょう。
注文住宅づくりのプロであれば、施工経験から的確なアドバイスをしてくれるはずです。
プロの貴重な経験を家づくりに生かした方が絶対に得です。
デメリットや失敗例なども聞きながら理想の家に近づけて行ってくださいね。
注文住宅の打ち合わせ時のポイント
- 打ち合わせの記録を必ず取っておく
- イメージの共有は数回に分けて細かいところまでしっかりと
- 業者の方の知識や意見も聞いてみる
いかがでしたか?
はじめての注文住宅づくりは大変だと感じることもありますが、理想のマイホームができると思うと楽しいものです。
打ち合わせはすれちがいのないよう、上記のポイントをしっかり押さえてくださいね。