長く快適に住むために～スレート屋根のメンテナンス法～

2017/11/9 その他

スタイリッシュな見た目が人気となり、広く普及しつつあるスレート屋根。
近所にできた新築のお宅などでスレート屋根を見たことある方も多いのではないでしょうか。
薄い板を重ねるようにして仕上げてある屋根、それがスレート屋根です。

広く普及しているスレート屋根ですが、やはり築年数が経過するとメンテナンスが必要です。

ここでは、人気のスレート屋根のメンテナンスの方法をご紹介しましょう。
ご自宅にスレート屋根を使用している方は、ぜひ参考になさってください。

スレート屋根とは？

まず、スレート屋根とはどんな屋根なのかをご説明しましょう。

スレート屋根はメーカーによる製品の違いから「カラーベスト」「コロニアル屋根」などと呼ばれます。

スレート屋根は原料に粘土板岩を使用しており、薄い板のような形状をしています。
耐久性が高く耐火性・耐熱性に優れており、瓦屋根などと比べて安価なのが特徴です。

施工しやすいので形状が複雑な家の屋根にも使用できます。
今ではスレート屋根の種類も増え、カラーバリエーションも豊富になってきました。

また、軽量のため重量を気にせず設計することが可能です。

安価で軽量、施工しやすいなど、メリットの多いスレート屋根ですが、瓦屋根と比べると耐久性は劣っています。
そのため、定期的なメンテナンスは必ず必要です。

最も簡単にできるメンテナンスは塗装です。
塗装し直すタイミングは10年～15年周期で行うのがベスト。

それ以上経過すると雨漏りする可能性が高くなってきて、複雑なメンテナンスが必要になってきます。
雨漏りしている場合は塗装だけでなく、葺き替えが必要になることもあります。

メンテナンスはできれば簡単に済ませたいものです。
なるべく10年～15年周期でメンテナンスをお願いし、雨漏りする前にキレイな屋根にしておきましょう。

メンテナンスのタイミングは10年～15年程度ですが、見た目でも判断することができます。

これらの現象が見られたら、メンテナンス時期です。
自分で屋根に上ってチェックするのは危険ですので、専門業者の方にチェックしてもらいましょう。

メンテナンス時期は遅いよりも早い方がコスト的にお得です！
スレート屋根がずれていたり、雨漏りが起きていたりすると、新たなスレートで吹き替えする必要があります。

定期的なチェックを欠かさないようにし、10年～15年で塗装のメンテナンスを行いましょう。

スレート屋根のメンテナンスについてご紹介しました。
瓦屋根より耐久性に劣る分、こまめなメンテナンスが必要です。
家を風雨から守るためにも、塗装のメンテナンスはこまめに行ってください。