
入りやすいお店と入りにくいお店の特徴とは?繁盛店の共通点について
お店には「入りやすいお店」と「入りやすいお店」があります。
前々から気になっていたけれど、入りにくい雰囲気だから…と躊躇(ちゅうちょ)したことはありませんか?
まさに、入りにくいお店は多数のお客さんを逃がしているのです。
これから、入りやすい・入りにくいお店の特徴について説明していきます。
お店が繁盛するには入りやすいお店にする努力が必要です。
繁盛店を目指すためにも入りやすい・入りにくいお店の違いをつかんでください。
1.入りやすいお店の特徴
繁盛している店舗は「入りやすい」雰囲気を保ち続けています。
1人でぶらぶらしていても気になるお店があったら入りたいものです。
そこで、ポイントとなるのが「入りやすさ」になります。
入りやすいお店の特徴をしっかりチェックしていきましょう。
1‐1.お店全体の雰囲気が明るい
飲食店などお店のジャンルによって「コンセプト」が決まっていることでしょう。
コンセプトはお店の雰囲気を作り上げる大切なポイントになります。
しかし、コンセプトが決まっていてもお店の雰囲気が暗いと逆効果です。
お店に入った瞬間、お客さんの気持ちが暗くなってしまいます。
また、売りに出すべき料理やドリンクの色もはっきりとわからなくなるでしょう。
繁盛しているお店は「雰囲気が明るい」共通点を持っています。
たとえ、隠れ家のようなバーでも間接照明を上手に使って明るい雰囲気を演出しているのです。
お店の中はもちろん、外観にも明るさを重視してください。
外観をキレイにするだけでも雰囲気が一気に明るくなりますよ。
特に、お店の入り口は重要です。
1‐2.入り口が広い
同じお店でも入り口の大きさによって印象が大きく異なります。
入り口が狭いと店内の様子がわからず、お客さんの不安をあおってしまうでしょう。
逆に、入り口が広いとお店に入りやすいです。
お客さんの出入りがいいところほど、入り口を広くしてとおりやすくしています。
できるだけ、お店のアピールするために看板やポップを入り口付近にかかげるお店は多いでしょう。
けれども、入り口の邪魔になってしまってはお客さんの足を遠ざけているだけです。
お店の前に看板を置くのなら、設置場所を決めて看板の数をできるだけ減らしましょう。
本当に売りたいものだけ看板で宣伝してください。
そして、入り口を広く取っておいたほうが繁盛店に近づけるでしょう。
1‐3.お店の位置や営業情報がわかりやすい
入りやすいお店は「お店の位置」がはっきりしています。
目的のお店に行きたいけれどなかなかたどりつかない…と道に迷ったことはありませんか?
お店の位置がわかりにくい場所なら、お客さんを誘導するための工夫が必要です。
たとえ、わかりにくい場所にあっても客足がいいお店は上手に誘導しています。
曲がりかどに矢印を設置するなど工夫しているのです。
また、「営業情報」もわかりやすくしています。
お店に入る前、営業しているかどうか気になるものです。
お店のわかりやすいところに営業中のふだをかけておけば安心して入ることができます。
以上のように、入りやすいお店は細部までお客さんの気持ちに寄り添っているのです。
2.入りにくいお店の特徴
2‐1.外観が汚れている、雰囲気が暗い
一方、入りにくいお店にはどんな特徴があるのでしょうか。
主に当てはまるのは「外観が汚れているお店」です。
どんなものでもキレイで清潔なものでなければいけません。
特に、飲食店など食べものを扱うお店は「清潔さ」が何より大切になります。
清潔感のない汚い外観のお店は入りたくないです。
そして、汚いお店に共通しているのが「雰囲気が暗い」点になります。
暗い雰囲気を作っているのは外観の汚れです。
たとえ、ホームページではキレイな外観でも実際汚いとお客さんのテンションが低くなってしまいます。
外観デザインはできるだけ明るく、お客さんが気軽に入れるような雰囲気作りが大切ですね。
2‐2.入り口がわからない、狭い
入りにくいお店にはもう1つ特徴があります。
「入り口がわからない」「入り口が狭い」点です。
本格的な隠れ家を目指しているのなら、入り口がわからないところにあってもいいでしょう。
しかし、入り口は「わかりやすさ」が基本です。
わかりにくいところにあると入り口を見つけるまで時間がかかってしまいます。
また、入り口の場所がわかったとしても狭いと怪しさが倍増するものです。
ビール瓶のケースや看板などものを置きっぱなしにしてはいけません。
お客さんがとおりやすいよう、ものは置かないようにしてください。
また、営業時間もきちんと案内しなければ「入ってもいいのかな?」と疑問に思ってしまいます。お店に入る勇気が必要になるのです。
勇気がなくても気軽に入ることができるお店を目指していきましょう。
3.入りやすいお店にするポイント
3‐1.内観よりも外観に目を向ける
お店の内観はお客さんに居心地の良さを提供するポイントになります。
けれども、まずはお客さんが店内に入ってもらわなければなりません。
入りやすいお店の特徴には「外観」が大きなポイントになるでしょう。
つい内観にばかり目を向けてしまいがちですが、外観を改めてチェックしてみてください。
外観の雰囲気が暗い、入り口が狭い場合は改善しなければなりません。
ある程度外観をキレイにすれば雰囲気が明るくなるでしょう。
キレイにしても明るくならないのなら、思いきってリフォームを検討してみてください。
もともと入り口が狭いのなら入り口を広くリフォームするのもいいでしょう。
外観を変えるだけでも入りやすいお店に変化しますよ。
3‐2.お店をアピールしすぎない
お客さんを上手に誘導しているお店ほど繁盛しています。
しかし、誘導するとき過剰にお店をアピールしてはいけません。
たとえば、おすすめしたいメニューが多ければ多いほど看板の数も増えていないでしょうか。
看板の数が多くなると入り口が狭くなってしまいます。
入りたくても入りにくいお店になるのです。
よって、過剰なアピールは避けて本当に売り出したいものだけアピールしてください。そして、お客さんが欲しがっている情報は与えていきましょう。
営業時間やお店のコンセプト、位置の提供は大切なポイントです。
入りやすいお店は必要な情報を与え、最低限のもので上手にアピールしています。
何店舗か巡ってみて「入りやすいお店」と「入りにくいお店」の違いを自分で確かめるのもいいでしょう。
常に、お客さん目線で考えることができるかどうかが大切になります。
4.まとめ
入りやすいお店と入りにくいお店の特徴、入りやすいお店にするポイントについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
入りやすいお店と入りにくいお店には「雰囲気」「入り口」「お店の情報」の3つに違いがあります。
入りやすいお店は雰囲気が明るく、入り口が広く、お店の情報をお客さんに提供しているものです。
つまり、お客さん目線になって考えています。
改めて自分のお店を確認してみて改善ポイントを見つけてください。
繁盛店にするためにも、入りやすい・入りにくいお店の特徴をつかんで改善していきましょう。
もし、リフォームをするのならデザインを的確に伝えて見積もりを出してもらってくださいね。
見積もりをしっかり確認してからリフォーム会社に依頼することが大切です。