憧れの家が我が家になる! デザインと機能に優れた輸入住宅の魅力とは?

子供の頃、絵本に出てくるようなヨーロッパやアメリカの家に憧れた方は多いと思います。
「でも、日本であんな住宅を作るのは無理」と思ってはいませんか?
いえいえ、そんなことはありません。
今回はヨーロッパやアメリカのデザインと機能性を備え、なおかつ日本の生活に合わせたアレンジを加えた輸入住宅をご紹介しましょう。

輸入住宅とは?

輸入住宅とは、明確な定義はありませんが一般的に「海外の設計思想による住宅を資材別またはパッケージで輸入して国内に建築する住宅」を指します。
もう少し噛み砕いていうと、「海外で設計された住宅を、建築資材や家一軒まるごとの材料を輸入して国内に建てた住宅」ということになります。
つまり、アメリカやヨーロッパでデザインされた家を現地の材料を使って日本で建てることができるのです。

輸入住宅の魅力とは?

日本の家は昔から夏に快適に過ごせるように設計されてきました。
ですから、窓が大きく開放的な作りになっています。
蒸し暑い夏を快適に過ごせる反面冬は寒く、プライバシーを保つことも難しいです。
アメリカやヨーロッパの住宅は逆に冬を心地よく過ごせるように設計されています。
ですから、気密性が高く、換気・空調を行って室内を快適に保てるように工夫されているのです。
また、欧米では家プライベートスペースとコミュニケーションスペースがはっきりと区別されていて、子供部屋や夫婦の寝室などは個室である一方、家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンなどは仕切りをつけずオープンな作りになっています。
日本は戦後、住宅の様式を変えずに生活だけを欧米化させてきましたが、現在のライフスタイルでは純日本風の住宅よりも輸入住宅で生活する方が過ごしやすい、という人も増えているのです。
また、日本で設計されている一般的な住宅と比べると、輸入住宅は木材を多用し、木の柔らかな肌合いが感じられる家になっています。
キッチンや洗面台などのデザインも個性的なものが多く、遊び心が感じられるでしょう。
さらに、一般的な住宅よりも間仕切りを少なくした、ゆったりとした空間設定に魅力を感じられる方も多いようです。

日本人が暮らしやすいようにアレンジ済み

日本人のライフスタイルが欧米化したからといって完全な欧米の住宅は暮らしにくいかも? と悩んでいる方もいるかもしれません。
しかし、輸入住宅といっても欧米の住宅をそのまま日本で建てるようなことはありません。
たとえば玄関。
欧米では靴のまま室内に上がるのでフラットな作りとなっていますが、日本では靴を脱いで上がるので、靴を脱ぎやすいように設計し直されています。
また、施主の希望があれば家の中に和室を作ることも可能です。

いかがでしたでしょうか。
これを読んで輸入住宅に興味を持ったという方は、ぜひ輸入住宅を取り扱っている建築会社に資料を請求したり相談したりしてみましょう。
幼いころから憧れていた欧米の家に住めるかもしれませんよ。