家具やインテリアの選び方のコツを知りたい! 後悔しない方法とは?

ひとり暮らしを始めたり結婚をしたりするときは、家具やインテリアを一からそろえます。
とてもワクワクすることでしょう。
しかし、欲しい家具やインテリアを買いそろえたら暮らしにくい部屋になった、と後悔した方も少なくありません。
実は、家具やインテリアの選び方にはコツがあります。
今回は、失敗しない家具やインテリアの選び方をご紹介しましょう。
家の造りや間取りによっても、必要なものが違ってきます。
これから家具やインテリアをそろえたいという方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてください。

  1. 家具やインテリアにはどんな種類があるの?
  2. 家具やインテリアを選ぶ際の注意
  3. 点部屋を広く見せる家具の配置のコツ
  4. 中古家具を買うという選択もある
  5. おわりに

1.家具やインテリアにはどんな種類があるの?

日本では、世界中の家具やインテリアが手に入ります。
細かく分けていくと膨大な種類になりますが、大きく分けると「欧米風」「アジア」「和風」の3つに分けられるのです。
また、ホームセンターなどで売られている、安価でどんな部屋にも合いやすい家具もあります。
さらに、作られた地域によって家具は素材や特徴が違うのです。
たとえば、アジアは高温多湿な国が多いため、家具も通気性がよい素材で作られています。
また、日本は狭い住宅が多いので、欧米やアジアの家具よりもコンパクトで持ち運びが便利なようにできているのです。
さらに、高級家具の代名詞でもある北欧家具は重厚な作りで、手入れさえよければ何代にもわたって受け継いでゆけるでしょう。
このほかにも、アンティーク家具や民芸家具、デザイナーズ家具などもあります。

2.家具やインテリアを選ぶ際の注意点

では、家具やインテリアを選ぶ際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか?
この項で具体的にご説明します。

2-1.部屋を決めてから、家具やインテリアを選ぶ

ひとり暮らしや結婚が決まると、さっそく家具やインテリアを選びたくなる人もいるもいるでしょう。
しかし、まずは部屋を決めることの方が先です。
部屋によって必要な家具、不必要な家具が決まります。
たとえば、収納スペースが少なかったりなかったりする部屋の場合は、タンスのような収納家具が必要です。
しかし、クローゼットや押し入れがある場合は、大型家具は邪魔になるだけ。
さらに、インテリア選びも部屋が決まってからです。
壁や床の色、さらに和室か洋室かによっても似合うものは違ってきます。
また、賃貸物件は、壁に画びょうなどで穴を開けることが禁止されているところも少なくありません。
ですから、家具やインテリアを先に買ってしまうと部屋に入らない、似合わないといったこともあるのです。

2-2.必ずサイズをはかる

北欧家具やアンティーク家具の重厚感がたまらない、という方も多いでしょう。
しかし、家具のサイズを必ず確かめてください。
特に、ネットショップで家具を買う場合は、サイズが記されていても、イメージができないことも多いです。
そこで、メジャーなどで実際の大きさを再現してみるとよいでしょう。
欧米の家具は向うの家のサイズに合わせた大きさのものが多いです。
ですから、1Kや2DKくらいの家だと大きすぎて圧迫感を覚えることもあります。
さらに、重厚な作りで濃い色の家具は実際よりも大きく見えるのです。
ですから、置いたときにより部屋が狭く感じられることもあるでしょう。

2-3.安価な家具にもメリットはある

今は、ホームセンターでも組み立て式の安価な家具やプラスチックの衣装ケースが売られています。
「どうせ買うならば、よい家具が欲しい」という方も多いでしょう。
しかし、安価な家具にもメリットはあります。
必要に応じて買いたしたり処分したりが容易にできること。
さらに、軽いので引っ越しのときに楽です。
特に、進学や就職でひとり暮らしをする場合、数年後にまた引っ越すことも珍しくありません。
安価な家具は軽くて持ち運びが簡単なので、引っ越し作業も楽です。
ですから、「安っぽい家具は嫌」と決めつけないでいろいろと見て回ってみましょう。
最近は安価でもしっかりした作りの家具もあります。

2-4.インテリアは足し算していく

インテリアは、飾る人のセンスが試されます。
たくさんの小物を飾って、おもちゃ箱のような楽しい部屋を作っている人もいるでしょう。
しかし、多くの小物を飾るほど管理や掃除が難しくなります。
特に、細工の細かい小物は間にほこりがたまりやすく、掃除をさぼるとうらぶれて見えるでしょう。
ですから、最初のうちはお気に入りのものを1~2点飾る程度にし、新生活に慣れてきたら増やしていくとよいですね。
また、季節感も大切になります。
アジアン雑貨は素敵ですが、どうしても夏をイメージしがちです。
北欧雑貨はその反対でしょう。ですから、季節によって模様替えをするか、合わない季節はしまっておけるような数だけ準備してください。
さらに、畳敷きの部屋の場合は重すぎるものを置くと跡がつきます。
気をつけましょう。

3.部屋を広く見せる家具の配置のコツ

背の低い家具を置いた方が部屋は広く見えます。
しかし、そのような家具は収納力が足りないこともあるでしょう。
ですから、扉の近くに背の高い家具を置き、窓の付近には背の低い家具を置きます。
そうすれば、部屋に入ったとき窓の外に目が行きやすくなり、視線の抜け効果で部屋が広く見えるでしょう。
また、床や壁の色と家具の色を合わせると統一感が出ます。
日本の家は、壁や床がベージュや薄茶色などの淡い色が多いので、茶系の色の家具を選ぶと度の部屋にも合わせやすいでしょう。
そして、足がある家具を選ぶと舌の掃除が楽です。
さらに、重量のある家具の場合は緩衝材などをかませると跡が残りません。

4.中古家具を買うという選択もある

家を建ててずっとそこに住むという場合は、家具も奮発したくなります。
しかし、よい家具は値段も高いです。
すべて新品でそろえようと思った場合は、かなりの出費になるでしょう。
そこで、お勧めしたいのが中古家具です。
今は、クローゼットやシステムキッチンの普及により、状態のよい家具が不要になってリサイクルショップに売却されるケースも珍しくありません。
ですから、足しげく通っていれば掘り出し物が見つかる可能性も高いのです。
ただし、無垢材(むくざい)の家具は手入れも面倒なものがあります。
よい家具を買う場合は、必ず手入れの方法も聞きましょう。
さらに、直射日光に当てたり熱いものを直接置いたりしてはいけません。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は家具やインテリアの選び方についていろいろとご紹介しました。
家具やインテリアを自由に選べると思うと、ついついあれもこれもと買いこんでしまいがちです。
しかし、日本で暮らすなら全国どこでも家具やインテリアは手に入ります。
また、ネットショップならばどこでも配達してくれるでしょう。
ですから、暮らしながらインテリアをそろえていくという方法もあります。
最初から全部そろえるよりも、その方がライフスタイルに合わせたものを選べるでしょう。
また、仕事でひとり暮らしをする場合は、管理の難しいインテリアなどは買わない方が無難です。
時間に余裕がないと、どうしてもいためたり壊したりしてしまいます。
ですから、観葉植物をインテリアに置きたいという場合は、本物そっくりのフェイクグリーンなどを使ってみましょう。
それならば、お世話も必要ありませんし、管理も簡単です。