業務用エアコンの故障原因は何!?よくある故障と対処法について

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店舗に必要不可欠な「業務用エアコン」が故障すると大変です。
場合によってはお店が運営できなくなってしまいます。
効かない業務用エアコンを直すには故障原因を知らなければなりません。
そこで、業務用エアコンのよくある故障と対処法、セルフチェックのやり方、業者に修理を依頼する際の注意点など詳しく説明していきます。
業務用エアコンの故障で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
トラブルになる前に改善することが大切です。

1.業務用エアコンのよくある故障

店舗に取りつけている業務用エアコンが効かなくなると大変です。
暑い時期は室内が暑く、寒い時期は寒くなるでしょう。
最悪なケース、エアコンが治るまで営業停止になる可能性もあります。
支障が出ないように業務用エアコンのよくある故障をチェックしておきましょう。

1‐1.エアコンから異音がする

業務用エアコンは普通のエアコンよりも大きいです。
よって、故障も目立つ症状が多いでしょう。
故障内容はさまざまですが、特に多いのが「異音」の発生です。
業務用エアコンからおかしい音が出ていないでしょうか。
今まで聞いたことのない異音が出てきた場合、故障している可能性が非常に高いです。原因は主にフィルターやファン部分に付着している“ホコリ”や“汚れ”になります。
故障を防ぐには定期的な掃除が大切です。
できるだけキレイな状態にたもてるよう、メンテナンスをしていきましょう。
しかし、フィルターやファンにホコリ・汚れがついていないケースがあります。
ほかの部分に異常が起きている証拠なのでメーカーや業者に問い合わせてください。

1‐2.エアコンが効かない

昨日はしっかり効いていたのに、今日はエアコンが効いていない場合もあります。
また、日によって少しずつエアコンが効かなくなるケースもあるでしょう。
エアコンが効かなくなるとお客にも迷惑がかかります。
最悪なケース、クレームが入る可能性もあるので早めに改善しなければなりません。
エアコンが効かなくなる原因は「寿命」がほとんどです。
長く利用している業務用エアコンほど、エアコンが効かなくなります。
購入してから長年経過している業務用エアコンは買い替え時期でしょう。
もし、購入したばかりの業務用エアコンなら熱交換器やフィルター部分に汚れがついている可能性が高いです。
異音の原因も汚れでしたが、ホコリや汚れは運転効率が低下します。

1‐3.エアコン使用時に変な臭いがする

洋服屋や雑貨屋さんはもちろん、特に飲食店は“清潔さ”が最も大切なポイントになります。
業務用エアコンの故障でよくあるのが、「異臭」です。
もし、訪れたお店で変な臭いがしたらほとんどの人が嫌な思いをするでしょう。
「何か異常が起きているのではないか」、「不衛生な場所」だと悪い印象を持ってしまいます。
自然とお客の足が遠のいてしまうので注意しなければなりません。
エアコン使用時に変な臭いが出てきた場合は、すぐにチェックしてください。
エアコンの内部にカビが生えている可能性が高いです。カビの臭いがエアコンの風と一緒に出てきているのでしょう。
お客の中にアレルギー持ちの人がいたら大変です。トラブルになる前に迅速な対応が必要になります。

2.業務用エアコンが故障したときの対処法

2‐1.セルフチェックをする

業務用エアコンの異常を感じたときは、すぐにセルフチェックをしてください。
フィルターに汚れが付着している場合、自分で掃除して解決できることもあります。
セルフチェックはとても簡単です。
主に以下の項目を確認してください。

  • 送風口から風が出ない
  • 風は出ても室温が変わらない
  • 風は出るが、すぐに出なくなる
  • 時間がたつと効きが悪くなる
  • 出る風の量が不安定
  • 運転中に異音・異臭がする
  • 電源をいれると急激に熱くなる

以上の項目に1つでも当てはまったら修理が必要です。
すぐにメーカーや業者に問い合わせて修理をしましょう。
取り扱い説明書にもチェック項目が記載しています。保管しているのならチェックしてみてください。

2‐2.定期的にメンテナンス・清掃をする

フィルターや送風口に汚れ・ホコリがついていると故障しやすくなります。
よって、フィルターやファン部分にホコリがたまっていないかどうか確認してください。
もし、ホコリや汚れがたまっているようならキレイに掃除しましょう。
しかし、キレイにしても直らない場合は専門業者に依頼しなければなりません。
ほかの部分に不具合が発生している可能性があります。
また、故障が直っても定期的なメンテナンスと掃除は必要不可欠です。
せっかく修理をしても再び故障してしまえば意味がありません。
自分たちでできる掃除は続けてください。
そして、細かい部分の掃除は専門業者に依頼したほうが安心です。

3.業者に修理を依頼する際の注意点

3‐1.修理技術が高い、スピーディーに対応してくれる業者

業者に業務用エアコンの修理を依頼するとき、業者の選び方が大切なポイントになります。
信用できる業者に依頼しなければ、悪徳業者に引っかかってしまうでしょう。
できれば、修理技術が高い、スピーディーに対応してくれる業者に依頼してください。安い費用で修理できても、修理技術を持っていない業者はいます。
技術が高くなければ原因に合った修理ができません。
しかし、実績を持ちつつ技術が高い業者は安心して依頼ができます。
また、スピーディーな対応も大切なポイントです。お店の営業にも関係することなので、できるだけ早めに直さなければなりません。
業務用エアコンの修理に時間がかかるほど、影響をおよぼします。
見積もりから施工まで時間がかからない業者に依頼してくださいね。

3‐2.アフターサービスが充実している業者

修理後、トラブルが起きてしまったらまた業者に依頼しなければなりません。
けれども、アフターサービスが充実している業者なら無償で点検してくれるでしょう。お金もかからずスピーディーな対応で問題を解決してくれます。
業務用エアコンの修理を依頼するときは、アフターサービスが充実しているかどうか必ず確認してください。
修理後もきちんとメンテナンスをしてくれる業者を選んだほうが安心です。
また、「見積もり」も必ずチェックしなければなりません。
見積もり内容に不備を見つけた場合、すぐに業者へ問い合わせてください。
丁寧に説明してくれる業者なら信用できますが、適当に受け流す、答えてくれない業者は信用できません。
悪徳業者が多いので気をつけてください。

4.まとめ

業務用エアコンのよくある故障や故障したときの対処法、業者に修理を依頼する際の注意点について説明しました。いかがでしたでしょうか。
お店の運営にも関係する大切な部分なので、できるだけ早めに改善しなければなりません。
なぜ異常が起きているのか原因を把握して、適切な方法で修理していきましょう。
フィルターやファン部分にたまっているホコリや汚れが原因になっている可能性もあります。
もし、キレイな状態になっていても異常が起きている場合は部品に問題があるのでしょう。メーカーや業者にすぐ連絡して修理してもらってください。
また、依頼する業者の選び方も大切なポイントになります。
業者のサービス内容や見積もり、スタッフの対応などを比較して信用できる業者を選びましょう。