バーの内装デザイン・内装工事で知っておきたいこと

おしゃれなバーは、いつの時代も人気を集めています。また、自分のバーを持つことも多くの人にとって憧れであると言えるでしょう。でも、人気のバーにするためには内装デザインに気を配ることも大切です。今回は、バーの内装デザインや内装工事について知っておきたいことをわかりやすく解説することにしましょう。バーの内装デザインについて詳しく知りたいと考えている人には、必見ですよ。

バーの内装デザインしだいで、繁盛するかどうかが決まります。バーの繁盛を願う人は、記事の内容が参考になるのでぜひ読んでくださいね。

1.バーにとって内装の重要性とは?

バーにとって、なぜ内装が重要性を持つのかを学びましょう。まずは、バーについての基本事項や、バーの内装と客層の関係などについて頭に入れてください。

1-1.バーの定義を確認しておこう

バーとは、主にカウンターでアルコール類を客に提供する店のことを指します。バーにも、さまざまな形態があることを知っておきましょう。たとえば、アルコール類をグラスに1杯ずつ客に提供するバーをショットバーと呼びます。そのほかにも、主にビール類を提供するビールバーや、客がスポーツ観戦もできるスポーツバーなどがあることを覚えておいてください。

1-2.バーの内装の特徴とは

バーの内装の特徴は、基本的にアルコールを提供する形態が多いことと、1人や2人など少人数で来店することが多いことから、カウンターをメインに活用している点にあると言えるでしょう。好みのカクテルやアルコール類を飲みながら、ゆっくりとした時間を楽しむためには、カウンター周辺の中心に考えたデザインになるのです。バーは、大人の男女が利用することになるため、子どもっぽい内装のところはほとんど無いのも特徴と言えるでしょうね。

1-3.バーの内装と客層の関係を学ぼう

バーの内装は、客層に大きく関係します。バーは、何より雰囲気を楽しむために来店している客が多いことを認識してください。落ち着いた雰囲気が好きな客は、落ち着きのある内装デザインのバーに来るものです。また、若い客はカジュアルな内装デザインのバーに気軽に入ってみたいと思うでしょう。

1-4.バーの集客と店舗デザインの関連性

バーの集客を改善したい場合は、バーのメインターゲットとなる客層を考えた店舗デザインにすることが大切です。店舗デザインがメインターゲットの好みを反映していれば、集客が有利になることでしょう。多くの集客を願う場合は、店舗デザインも自分の好みだけを反映するだけではいけないのです。

2.バーの内装のコンセプトを詳しく学ぼう

それでは、バーの内装のコンセプトについて詳しく学ぶことにしましょう。バーの内装にも、さまざまな種類があります。どんな内装デザインのバーにしたいのか、参考にしてくださいね。

2-1.バーの内装で重要なのはコンセプト

バーの内装デザインで重要なのはコンセプトがはっきりしているかどうかです。バーのコンセプトがはっきりしていない場合、内装デザインがちぐはぐになってしまうもの。高級なイメージのバーにしたいのに、カジュアルな家具やインテリアが混じっているなどですね。店の形態を決めて、その後に内装デザインを考えてください。

2-2.バーの内装で人気のデザインコンセプトを解説

では、バーの内装で人気のデザインコンセプトについて解説していきます。多くの事例の中から、皆さんが理想とするバーのデザインコンセプトを探してみてください。

2-2-1.スタンダード系の内装

スタンダード系の内装は、シックなイメージを基調としたものとなるでしょう。設備やインテリアの色合いもダークブラウンやダークレッドを基調としたものが多いです。落ち着いた空間を実現するためには、インテリアのテイストも派手なものを控えると良いでしょう。ジャズバーやピアノバーの形態にも、スタンダード系の内装はしっくりします。

2-2-2.ヨーロッパ系の内装

ヨーロッパ系の内装は、上品・洗練といったイメージの設備やインテリアを使用していることが特徴です。高級感を重視したいときにも、ヨーロッパ系の内装を選択すると良いでしょう。ヨーロッパ系の内装を実現するためには、小物類もテイストを統一することで理想的な内装に近づくことができます。近代ヨーロッパのアンティーク家具などを取り入れることは、ヨーロッパ系の内装の格を上げることになるでしょう。

2-2-3.アメリカ系の内装

アメリカの西部劇に登場するような、アメリカ系の内装も根強い人気があります。外国人が多く来店するバーを想定する場合は、アメリカ系の内装も良いでしょう。ヨーロッパ系の内装と比較した場合、アメリカ系の内装の方がカジュアルなイメージになります。アメリカ系の内装を実現するには、アメリカ製の小物類を多く取り入れることで雰囲気を強調できるでしょう。

2-2-4.アジア系の内装

エスニックな雰囲気が特徴となるアジア系の内装は、若い人を中心に人気があることも覚えておきましょう。バーの軽食メニューにアジア系のものを提供できる場合は、内装もアジア系に統一することでコンセプトが生きます。アジア系の内装でも、特に人気があるのは東南アジアをイメージしたものになるので研究してみると良いでしょう。ラグやランプ類を上手(じょうず)に使うことも、アジア系の内装の完成度を高めますよ。

2-2-5.隠れ家系の内装

知る人だけが知る、といった隠れ家系の内装もあります。バーの内装を隠れ家系にする場合は、小規模の経営スタイルが似合うでしょう。特に、路地裏に位置する店舗は、隠れ家系のバーとしてもコンセプトに合います。内装に使う設備やインテリアも、落ち着きを感じるようなシックなものを中心に選んでください。

2-2-6.ゴージャス系の内装

きらびやかなインテリアを多用することで、ゴージャス系の内装を実現することが可能です。景気が良い時代に青春を過ごした客層は、ゴージャス系の内装を指示することもあるでしょう。また、自分の自由になるお金が多い人の中にもゴージャス系の内装を好む人が多いです。ただし、ゴージャス系の内装はインテリアなどの選び方を間違えるとかえって安っぽくなるので注意しましょう。

2-2-7.アート系の内装

バーの中でも、時代の最先端を感じることができるのがアート系の内装です。新鋭作家の作品をインテリアに取り入れたり個性的なインテリアが目立ったりするのが、アート系の内装の特徴と言えるでしょう。アート系の内装は、オーナーの趣味を色濃く反映していることが多いです。客層も、美術や芸術にかかわる仕事をしていたり学校に通っていたりする人がメインとなるでしょう。

2-2-8.ポップ系の内装

バーの内装でも、落ち着いた雰囲気よりは心が明るくなるようなポップ系の内装もあります。たとえば、スポーツバーやダーツバーなどの形態ではポップ系の内装が合うことでしょう。照明も、一般的なバーより明るい設定にすることが多いことも特徴です。ポップ系の内装を希望する場合は、客同士がコミュニケーションを取りやすいように、設備やインテリアの配置を考えていくと良いでしょう。

2-2-9.ナチュラル系の内装

バーの内装にも、ナチュラル系の流行(りゅうこう)を見ることができます。客が気取ること無く自分の時間を楽しむためには、リラックスできる内装が良いことは確かなことでしょう。木目調などの素朴なインテリアや、ベージュ・白色を使用することでナチュラルな雰囲気を実現していることが特徴です。初心者や、若い女性にも入りやすいバーを目指すときにも、ナチュラル系の内装が良いでしょう。

2-2-10.そのほかの内装

そのほかにも、バーの内装には鉄道ファン向けに鉄道グッズを多用したものや、ゴルフ場の雰囲気を演出したものなど、個性的な内装のバーも存在します。特定の映画のシーンを再現した内装のバーも、あるでしょう。ただし、個性的な内装のバーは、万人向けではありません。しかし、自分の趣味を追求したいと考えるオーナーにとっては、注目したいところです。

3.バーならではの設備と使い方のポイントを解説

バーならではの設備と使い方のポイントについて、解説しましょう。バーの設備の性質を知って、ふさわしい使い方をすることも重要です。

3-1.カウンター

バーの内装を考えるときに、カウンターは必要不可欠と言えるでしょう。カウンターの無いバーは、見たことがありません。バーにとって、カウンターは客に出す飲料や食事メニューの提供場所となります。カウンターのデザインによっても、使い勝手が異なることでしょう。また、デザイン性の良いものを選ぶことでバーにやってくる客の満足度を上げることもできますよ。

3-2.バックバー

バックバーは、ウイスキーやワイン・そのほかのアルコール類を並べるために必要な設備です。バックバーは、バーにとっても命と言えるでしょう。バックバーは、常に客の視界に入ることからも、厳選して良いものを選びたいところです。また、内装デザインのコンセプトから大きく外すことが無いように気を付けてください。さらに、バックバーはバーテンダーの使いやすさも考えて最良のものを選ぶようにするとベストでしょう。

3-3.イス

イスは、バーの客の居心地を大きく左右するものとなります。座り心地の悪いイスを使用することは、バーの客離れにもかかわるでしょう。しかし、内装デザインに影響するようなイスでは困ります。特に、カウンターに設置するイスはデザインも重要なポイントとなるでしょう。バーの雰囲気を壊すことが無く、かつ、イスとしての座り心地を損なうことが無いものをじっくり探してください。

3-4.VIPルーム

高級感のあるバーを目指す場合は、VIPルームの設置も欠かすことができません。VIPルームは上客をもてなすときに、差別化のために必要です。ただし、バーの店舗が狭いときにはVIPルームの設置が困難なこともあります。VIPルームの設置を希望する場合は、店舗条件と比較しながら検討してください。

3-5.そのほかの設備

バーには、ムードを高めるためにジャズなどの音楽をかけることになるでしょう。音楽をかけるには、有線放送を導入する方法もあります。しかし、好みのレコードやCDなどを選んでかけるためには、専用の音響機器が必要となってくるでしょう。物静かなバーを目指す場合でも、無音の状態は難しいものです。バーの雰囲気をサポートするためにも、音響機器を導入すること考えてくださいね。また、バーは空調管理も大切です。バーにいる時間を心地よく過ごしてもらうためにも、冷暖房機器の導入や設置位置もきちんと考えておきましょう。

4.バーのインテリア効果について確認しよう

バーのインテリア効果について、確認しておきましょう。バーのインテリアには、それぞれに効果があるものです。インテリアの効果を知っておくことは、内装デザインを決めるときにも役に立つことでしょう。

4-1.照明の効果

バーは、ムードを大切にする営業形態となります。店舗内の証明は、ムードを大きく左右することは間違いありません。バーの場合は、照度が明る過ぎるものよりも暗めのものが向きます。実際に、いくつかの照明を試してみてコンセプトに合うものを選んでください。もちろん、照明器具自体のデザインも重要な要素となります。なお、テーブルランプなどの間接照明を上手(じょうず)に使うことも考えましょう。

4-2.床や壁の効果

床や壁は広い面積を取るため、バーの印象を決定付けるものとなります。色調や素材など、理想とする内装デザインに合ったものを選ぶことが大切でしょう。壁は、壁紙仕様にするのか塗り壁にするのかなど、じっくり考えてください。また、床にかんしてはすべりにくい素材のものを選びましょう。理由としては、バーは暗めの照明を選ぶことが多いことと、アルコール類を提供するために安全を確保するためです。

4-3.家具の効果

バーに設置するソファーやテーブルなどの家具も、慎重に選びましょう。ソファーやテーブルは、高価なものが多いものです。質の良いソファーやテーブルを上手(じょうず)に選ぶことも、腕の見せどころと言えるでしょう。特に、高級感をアピールしたいときにはソファーやテーブルなどの家具の質で決まると言っても過言ではありません。趣味の良いソファーやテーブルなどを探して、バーの内装の完成度を上げましょう。

4-4.観葉植物の効果

観葉植物は、店舗にさまざまなメリットをもたらします。たとえば、以下のようなことがあるでしょう。

  • 店舗の空気を清らかにする
  • 癒(い)やし効果がある
  • 客席の目隠しになる
  • 客席同士の仕切りになる
  • 店舗に緑があることで色彩のアクセントとなる

観葉植物にも、さまざまな種類があります。バーに導入するときは、観葉植物に詳しい業者や生花店に相談して種類を決めてください。

4-5.そのほかのインテリアの効果

バーのコンセプトによっては、小物の使い方で雰囲気を盛り上げることも可能です。たとえば、ダーツやビリヤード台を置くことも大人っぽさを演出するひとつの方法と言えるでしょう。実際に、ダーツやビリヤード目的での来客も期待できます。また、最近ではアクアリウムブームに注目したいところです。熱帯魚の水槽を設置することも、人気を呼ぶインテリアとなるでしょう。

5.バーの内装にかかる資金を理解しよう

バーの内装を変更するためには、どんな資金がどのくらい必要になるのでしょうか。ここでは、バーの内装にかかる資金を解説しますから理解してくださいね。

5-1.バーの内装を実現するための資金

バーの内装を実現するには、資金が必要です。たとえば、以下のような資金が必要になるでしょう。

  • デザイナーに対する内装デザイン費用
  • インテリアや設備の購入費用
  • 内装デザイン工事費用

自分だけで内装デザインを行う場合は、デザイナーに対する内装デザイン費用は必要ありません。しかし、インテリアや設備の購入費用や内装デザインの工事費用は必ず必要になります。

5-2.バーの内装のために必要なそのほかの資金

バーの内装のために必要な資金は、そのほかにもまだあります。たとえば、電気工事代も必要となるでしょう。また、工事中の作業員が使用する水道代や休憩のときの茶菓子代などの雑費も考えておくべきです。理想のバーを実現するためには、作業員にきちんと仕事をしてもらうことも大切でしょう。資金は、余裕を持って用意してください。

5-3.バーの内装にかんする減価償却や耐用年数を学ぼう

バーの内装は、減価償却することで確定申告のときに費用として計上ができます。以下に、主な内装の耐用年数をご紹介しますので参考にしてください。

  • 接客用の家具類:5年
  • 音響機器:5年
  • 冷房用・暖房用機器:6年
  • 陳列用の棚や陳列ケースで冷蔵機能が付いていないもの:8年

このほかのものにかんする耐用年数については、以下を参考にしてください。

国税庁の耐用年数一覧表

6.バーの内装デザインの流れを学ぼう

バーの内装デザインを実現するための流れについて、学ぶことにしましょう。バーの内装で満足する結果を手に入れるためにも、重要ですよ。

6-1.バーの内装デザインにかんするコンセプトの決め方

バーの内装デザインにかんするコンセプトは、自分だけで決めない方が賢明です。できれば、バーの内装デザインを多く手掛けた業者に相談してください。自分が理想とする内装デザインを実現できるかどうかは、プロの意見を聞くまでわからないものです。また、複数の内装デザインで迷っている場合も、プロのアドバイスはとても役に立つでしょう。コンセプトの決定も、プロの力を活用してください。

6-2.内装デザインの打ち合わせについて

バーの内装デザインの打ち合わせは、重要なステップです。依頼者である皆さんと業者の考えが一致するまで、打ち合わせを行ってください。双方で行き違いがあることは、バーの内装が仕上がったときの満足度を下げてしまいます。内装デザインの打ち合わせについては、時間をかけて納得が行くまで行うことが大切でしょう。

6-3.内装デザインの大まかな流れを確認しよう

それでは、バーの内装デザインが完成するまでの大まかな流れを確認しておきましょう。

  1. バーの内装デザインのコンセプトを決定する
  2. 依頼者と業者が立ち会いのもとで現場確認をする
  3. 現場確認で問題が無い場合は内装デザイン工事を開始する
  4. 内装デザイン工事の途中で何度か進捗(しんちょく)や状況確認をする
  5. バーの内装デザイン工事が完成する
  6. 依頼者が確認して問題が無い場合は完了

内装デザインが完成するまで、業者に全部任せきりにすることはいただけません。依頼者として何度か足を運ぶことも、大切ですよ。

6-4.バーの内装工事を依頼する業者の選び方や内装工事中のコツ

バーの内装工事を依頼する業者の選び方や、内装工事中のコツについてお話をします。どちらも、内装デザインの満足度やリニューアル後のバーの経営に欠かすことができない内容なのでしっかり学んでください。

6-4-1.バーの内装工事を依頼する業者の選び方

理想のバーを作り上げるためには、内装工事を依頼する業者選びにも気を抜くことはできません。具体的には以下のポイントを参考にして、良い業者を選んでください。

  • バーの内装にかんして豊富な工事実績があること
  • バーの内装デザインに詳しいこと
  • 希望の納期で内装デザイン工事に取り掛かることができること
  • 内装工事費用が良心的であること
  • 無駄な工事を提案してこないこと
  • 営業担当や現場担当の対応や態度が親切で丁寧であること
  • 利用者の評判が良い業者であること

バーの内装デザインや内装デザイン工事に詳しく、豊富な実績があることは、大切なポイントとなります。また、対応の良さや、実際に工事を依頼したことのある人からの評判が良いかどうかについても、きちんとチェックしておきましょう。

6-4-2.バーの内装工事中のコツ

バーの内装工事中には、進捗(しんちょく)などをチェックするという意味でも、現場に足を運んでください。途中の様子を見て、不安な点や疑問に思う点がある場合は、業者に確認をしましょう。また、バーの内装工事中は、バーを休業する必要があるはずです。特に、常連客には、バーの休業期間や新規開店の予定について早めに連絡することを忘れないようにしましょう。

6-5.バーの内装デザインの流れにかんする注意点

バーの内装デザインが完成するまでの流れについて、具体的なスケジュールを頭の中に入れておくことが大切です。何らの理由で工事が遅れることも、よくあるでしょう。しかし、バーの営業再開が遅れるようでは困るのは皆さんです。常に進捗(しんちょく)をチェックして、営業を再開したときに支障が無いようにしましょう。

7.バーの内装デザインにかんするよくある質問

それでは、バーの内装デザインにかんするよくある質問にお答えしていきます。ほかの皆さんがどのような点で悩んでいるのか、参考にしてくださいね。

7-1.途中でバーの内装デザインを変更したい場合はどうすれば良いですか?

途中で内装デザインを変更したい場合は、どの段階にいるのかで対応が異なります。たとえば、内装デザインが決定した直後では、デザイン変更も困難ではないでしょう。しかし、内装工事に入っている段階では、デザインの変更が不可能もしくはやり直しに手間と時間・お金が必要になります。途中でバーの内装デザインを変更することは、皆さんにとっても業者にとっても大きな痛手となることが多いので注意してください。

7-2.バーの内装デザインで不可能なものはありますか?

バーの内装デザインは、基本的にオーナーである皆さんの希望を実現できると考えて良いでしょう。ただし、店舗の広さや天井の高さなどの物理的な条件によっては、理想とする内装デザインのイメージを実現できないこともあります。理想とするバーの内装デザインがある場合でも、店舗の条件が大きく影響することを知っておきましょう。完成してから理想と違ってがっかりすることが無いように、打ち合わせをしっかり行ってください。

7-3.業者にもらった見積金額と実際にかかった費用が大きく異なる理由は?

見積金額は、あくまでも見積もりをしたときの金額です。実際に工事を進めていくことで、費用が異なることはよくあることと言えるでしょう。しかし、見積金額と比較して大きく異なる場合は、業者に理由を確認してください。もしも、依頼していない工事を勝手に行っていた場合は、費用を支払う必要が無いこともあります。費用についてトラブルが起きたときは、業者のお客様相談室に相談するか、以下の第三者機関に相談しましょう。

国民生活センターの相談窓口一覧

7-4.バーの内装デザインに流行(りゅうこう)を取り入れるべきでしょうか?

バーの内装デザインにも、時代ごとに流行(りゅうこう)があるのも事実です。しかし、自分の理想とかけ離れたイメージのものは、無理に取り入れる必要はありません。流行(りゅうこう)は、いずれ去ってしまうものです。流行(りゅうこう)を意識することも、もちろん大切でしょう。しかし、自分が理想とする内装デザインを優先してください。流行(りゅうこう)を取り入れたい場合は、小物だけ取り入れるようにすると流行(りゅうこう)が去ったときにも損失が少なくすることができるでしょう。

7-5.理想のバーそっくりの内装デザインに実現可能ですか?

理想のバーそっくりの内装デザインにしたい人は、まず店舗物件の条件を確認してください。皆さんが理想とするバーと同じ条件の物件は、そっくりの内装デザインを実現できる可能性も高くなるでしょう。しかし、インテリアや設備を丸ごと同じものにしたい場合は、探す時間が余計にかかることも覚悟をしてください。また、理想のバーそっくりの内装デザインを実現できる業者探しにも気を抜かないことが大切ですよ。

まとめ

さて、今回はバーの内装や内装デザイン・内装工事にかんする内容をまとめましたがいかがでしょうか。理想のバーを実現するためには、バーの内装について詳しくなる必要があります。デザインコンセプトをきちんと決めることも重要ですが、バーの内装工事を依頼する業者選びも手を抜かないようにしましょう。理想のバーを手に入れるためにも、記事を何度も読んで内装デザインや内装工事の知識やポイントをしっかり学んでください。