
雨漏りを事前に防ぐ! 屋根の寿命と寿命をのばす方法をご紹介
家を過酷な環境から守ってくれる屋根は、築年数とともに劣化します。
激しい風雨にさらされているので劣化するのも当然ですが、普段見えない部分だけに、メンテナンスを怠りがち。
ある日突然雨漏りが・・・という事態にならないように、屋根の寿命や健在によるメンテナンス時期などを知っておきましょう。
ここでは、一般的な屋根の寿命や寿命をのばす方法などをご紹介します。
屋根なんて家を建ててからほったらかし・・・そんな方こそ気にしていただきたいですね。
一般的な屋根の寿命
屋根の寿命は建材や工法、住んでいる地域の自然環境(豪雪地域・台風が多いなど)によって大きく違ってきます。
そのため、一概に「寿命は○年」と言い切ることはできませんが、一般的には
- 瓦屋根・・・20年~25年程度
- スレート・セメント屋根・・・10年~15年程度
これぐらいが目安と言われています。
瓦屋根は重量がありますが、素材としてはスレート屋根よりももちが良いと言われています。
スレートやセメントは軽量で丈夫ですが、瓦屋根よりも10年程度劣化が早いです。
意外と寿命は短いと感じた方が多いのではないでしょうか?
寿命をのばすには?
では、屋根の寿命を少しでも伸ばすにはどうすればいいのでしょうか?
風雨による劣化や大きな自然災害による破損はどうしても避けられないもの。
寿命をのばすと言ってもどうすればいいの?と思う方がほとんどでしょう。
屋根の寿命を少しでものばすために大切なのは、やはり細かいメンテナンスです。
普段見えないところだけに傷みや劣化が分かりづらいですが、点検してみると意外と劣化が進んでいるものです。
少しでも傷んでいたら修復し、大きな傷みにつながるのを防ぐ。
これが寿命をのばす一番の方法と言ってもよいでしょう。
「100年住宅」と言われている家でも、やはりメンテナンスは必要です。
ずっとメンテナンス不要の屋根はない!と心得ておきましょう。
寿命が過ぎた場合の対処法
もしも寿命が過ぎてしまった場合は、専門家による点検をおすすめします。
雨漏りなど明確な劣化が出ていない場合も、上記の寿命が過ぎている場合は必ずチェックしてもらいましょう。
思わぬところから傷みが見つかる場合も多いです。
「そうはいってもまだ傷んでいないようだし・・・」というのはNG!
屋根は下からながめても傷みは分かりませんし、専門家でなければ判断できないこともたくさんあります。
寿命が過ぎたらすぐに検査!
これを心掛けておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
屋根の寿命・寿命をのばす方法などをご紹介しました。
すでに寿命が過ぎている場合は一刻も早く点検を!
まだ新しい住宅でも定期的な点検を心がけておきましょう。