
輸入住宅の気になる間取りや価格!年月を経ても資産価値のある家作り
生涯暮らす大切な家選びは、誰でも夢を描きながら想像しますよね。近年注目されるようになってきたのは、輸入住宅です。「国産じゃなくて大丈夫?」「魅力はあるけれど費用が心配」など、輸入住宅への不安を抱えていることが多いもの。不安になる気持ちはとてもよくわかります。
輸入住宅の魅力は、時代の変化に流されることなく、いつまでも輝き続けるデザインであること。輸入住宅ならではの雰囲気を生かし、インテリアを楽しむのにも最適。ただし、住宅建築はしっかり内容を把握してから始めるべきです。信頼できる施工実績のある業者に依頼し、満足のいくマイホームに仕上げてください。
今回は、数多くのブログでも取り上げられるほど人気のある輸入住宅の歴史や一般的な住宅との違いなどをご紹介します。
この記事を読むことで、マイホームの選択肢に輸入住宅を取り入れることができるでしょう。
1.輸入住宅とはどんなもの?
耳にしたことはあるけれど、具体的に輸入住宅について知らないという方も多いもの。マイホームを建てる際、個性あふれる住宅にしたいですよね。日本の暮らしに合うのかなど、素朴な疑問を持っていて、輸入住宅に踏み込めないということもあるでしょう。
1-1.日本の人気はいつから?
輸入住宅は、海外の思想を取り入れた住宅のこと。日本の住宅とは違う雰囲気を持つのが特徴ですが、日本の風土に沿うようリデザインされています。
日本に輸入住宅が入ってきたのは、1995年ごろ。2000年ごろを境に、人気が沸騰するようになりました。当初は、輸入住宅に類似したデザインの家が出回ることもありましたが、現在は海外の資材で建築する本格的な輸入住宅が中心です。
1-2.輸入国別の特徴
輸入住宅の資材で中心となっているのは、アメリカ産のもの。およそ40%を占めています。スウェーデンとカナダからそれぞれ15%、続いてフィンランドやニュージーランドから木材を輸入しているのです。国名からもわかるように、北米と北欧が中心となっています。
1-2-1.北米輸入住宅スタイル
アメリカやカナダといった北米スタイルは、断熱・気密性に優れた高機能住宅です。北米スタイルには、レンガ張りが印象的なジョージアンスタイル・木材の良さを感じられるカントリースタイルなどが挙げられます。
外観の良さだけではなく、機能性を求めて北米スタイルが選ばれるようになりました。北米スタイルにおける最大のメリットは、建物が頑丈だということ。中古物件でも手直しをすることで耐久性が維持でき、100年を経過してもなおしっかりした設計を保(たも)てるのです。日本の住宅では、北米スタイルと同等の頑丈さは持ち合わせていません。家の耐久性を考えたとき、輸入住宅に魅力を感じるのでしょう。
1-2-2.北欧輸入住宅スタイル
北米スタイルに続いて流通しているのは、北欧スタイルです。スウェーデンやフィンランドなどの極寒地域は、夏と冬の寒暖差が大きいのも特徴の1つ。通年の快適性を意識し、高気密で高断熱を取り入れています。
特にナチュラルな雰囲気が楽しめる北欧スタイルは、木の成分であるフィトンチッドという物質が香りをいつまでも放ち、高い癒(い)やし効果も感じられるでしょう。
北欧スタイルでは180℃回転する窓を取り入れているものもあり、引き戸タイプより掃除やメンテナンスも楽だというメリットがあります。3層構造で、遮音にも優れた窓であるのも特徴です。開き方やデザインだけではなく、機能にもこだわりがあふれています。
1-3.人気の秘密
輸入住宅が人気を集める秘密について考えてみましょう。
1-3-1.高機能住宅である
輸入住宅の特徴は、現地の気候に耐えられる高機能を備えていること。気密・断熱・耐久性などが重視され、日本でのニーズが高まっているからです。複層ガラスを使い、冬は暖かさを保(たも)ち、夏は太陽光からの熱が侵入しないよう快適性を維持します。
1-3-2.デザインが光る
何よりポイントになっているのは、日本住宅にはないデザインであること。個性を際立てたい方に注目され、ほかにはない外観でひときわ印象的なマイホームに仕上がります。細かな箇所まで木をふんだんに使用し、いつまでも香る木の温(ぬく)もりを感じられるのです。
1-3-3.広々とした間取り
輸入住宅の内装や外観に魅力を感じ、マイホームの選択肢として考える方もいます。一方で、間取りに魅力を感じる方もいるのです。日本住宅は個々の空間を維持するため、壁を設けてわけるようになっています。
輸入住宅だからこそ得られるのは、開放的な間取りです。部屋と部屋が続いて見える広々した空間は、大変気持ち良くオープンな印象を与えます。
1-4.日本の家とどう違う?
一般的な日本住宅は、築30年を目安に買い替えや立て直しを検討するでしょう。輸入住宅では高耐久性を強調しており、メインとなっている2×4工法では、日本において築100年を超える実績を誇ります。北米を中心にした住宅のほとんどは2×4工法。日本の風土にも合う、より頑丈な住宅を目指します。北米は日本より国土が55倍も広く、気候もそれぞれ異なりますが、同じ工法でも気候に左右されることなく、いつまでも強固な作りを維持しているのが特徴です。
長く使える住宅であるメリットは、二世代三世代と受け継ぐことができること。子どもや孫へと愛され続けるのです。
2.輸入住宅の魅力
輸入住宅は、デザインや機能に優れた住宅であることがわかりました。輸入住宅が受け入れられる理由は、安全に配慮した面もあります。
2-1.地震大国・日本だから気にする耐震構造
相次ぐ地震の影響で、住宅の耐震診断を受ける方が増えています。これからマイホームを購入しようと考えるとき、地震や災害に絶えられるのかを懸念する声が多く聞こえるのです。
多額の費用をかけて購入する大切なマイホーム。耐震性能や災害への備えを気にするのは当然といえるでしょう。輸入住宅で広く取り入れられている工法は、2×4(ツーバイフォー)です。これまで起こった大震災でも、2×4工法を用いた住宅は倒壊を逃れるなど、多くの実績を残しています。海外でも2×4工法を用いた住宅建築が広まり、レンガなどを使用した美しい外観に加え、頑丈でいつまでも変わらない価値ある家作りにこだわるようになりました。被害を最小限に食い止め、家族の安全を意識するなら輸入住宅がいいという考え方も少なくありません。
2-2.美への意識を強調できる
日本住宅でも、内装へのこだわりを持つ方も増えています。しかし、外観を見るだけでは、内装デザインやセンスの良さは感じ取ることができません。
輸入住宅の良いところは、外観から目を引くデザインでひときわ光る家にすることができること。「あの家はこだわっている」と道行く人へアピールできるメリットがあります。日本住宅にはないデザインで人の目を惹(ひ)き付けることができますが、飽きのこないデザインであることも魅力の1つ。流行(りゅうこう)に流されず、長く愛される家を手に入れることができます。
2-3.平屋でゆったりした間取りを実現
日本住宅は、押し入れやクローゼットで仕切られてしまうことがほとんど。部屋に圧迫感があり、空間が固定されてしまいます。輸入住宅では、閉塞感を脱却した間取りを実現できるのです。
というのは、壁で重量を支える仕組みになっており、加えてウォークインクローゼット以外は収納を組み込まず、開放的な空間を生み出しているため。
日本では2階建てや3階建ての一軒家が主流になってきていますが、平屋に憧れる方は多いものです。狭い土地だからと諦める方にも、空間のつながりで広く感じられる輸入住宅の平屋が評判になっています。
3.輸入住宅を見てみよう
実際に輸入住宅を作る際にどのようなところに重きを置いているのでしょうか?ポイントやモデルハウスなどをご紹介します。
3-1.コストバランスが大切
1929年に創業した安城建築で手がけた事例では、依頼希望に従って構想を重ね、正統派北欧スタイルを目標に建築をスタートしました。
住宅建築では費用の負担が気になりますよね。デザインにこだわっても、ローコストでも手に入る輸入住宅を念頭に、土地の気候に合う快適な環境を実現することが大切です。
気密・断熱に費用が偏り、建築そのものへかける費用が少なくなってしまうなら、耐震強度にも影響が出てしまいます。安城建築ではコストバランスを重視し、デザインと機能を両立できるよう配慮。どちらも満足できる設計になっています。特に外観デザインは、現地の人が見ても本物と感じることを意識したこだわりです。
3-2.施工事例
実際に輸入住宅を購入した方の話によると、広々した仕切りのない空間に大変満足している様子が窺(うかが)えます。今まで狭い部屋で息苦しさを感じていた方も、お子さんの様子を見ながらゆったり過ごし、家族全員の表情に明るさが出たという感想をお持ちです。
来客からも高い評価を得ており、高級感や品質の良さに感動する方も。輸入住宅を選び、家をきれいにすることへの意識が高まり、心にゆとりが生まれたとの喜びの反響も多いのです。
3-3.モデルハウス紹介
新築なら、日本住宅でも輸入住宅でも美しく見えるのは当然ですよね。では、安城建築ではどのようなモデルハウスを準備しているのでしょうか?
マイホーム建築を検討する方のほとんどが心配しているのは、数十年後に家がどんな状態かということ。また、海外にいる感覚が持てる輸入住宅を望んでいたのに、実際はイメージと違ったという声もあります。せっかく建てるマイホームですので、自分の目でよく見て検討することが大切です。後悔しない買い物にするためにも、必ずチェックしておきましょう。
3-3-1.年月を経ても価値ある住宅
日本住宅の価値は、20年が経過するとなくなるといわれています。老朽化した住宅を立て直す必要があるのは、日本住宅の問題点の1つです。海外の住宅事情は日本より進んでおり、資産価値をいつまでも持ち続ける住宅である魅力を含んでいます。
3-3-2.1996年に建築したモデルハウス
安城建築が掲げるのは、20年後も資産価値が衰えない住宅作り。老朽化で立て直しを繰り替えすと、資産も失われて豊かな暮らしとはかけ離れてしまいます。
安城建築は日本初の試みとして、日米合同プロジェクトで1996年に建築したモデルハウスを設置し、同業者からも教科書のような存在として評価されているのです。
数十年後を経てもなお、変わらない美しさと資産価値を維持できることを、目で見て実感してもらうことを目的にしたモデルハウスとなっています。
4.輸入住宅を建てたい
高機能でデザインも優れているなんて、きっと費用が多額になるに違いない……。ローコストを望む方は、想像だけで諦めてしまうケースもあります。相場や施工までの流れを知り、輸入住宅の基礎知識を持つようにしましょう。今まで持っていたイメージより手が届きやすいと感じる方もいるはずです。
4-1.予算に最も見合う家作り
デザイン・キッチンなどの設備・仕様グレードの差で価格は異なります。とはいえ、目安となる価格提示は検討材料の1つとなるため、おおよその価格を提案するのは重要です。
輸入住宅は2×4工法を用い、通常より高い天井高で開放感もあり、複層構造の窓ガラスを使用しています。
価格が高くなるのではと足踏みしてしまう方も多いのですが、基本はローコストでも、予算に最も見合う家作りを目指すことを基本理念に、こだわりの輸入住宅を実現することができるのです。
4-2.価格の目安
設計内容により変動しますが、4人世帯でも快適に暮らすことができる38坪で、2200〜2600万円とされています。建物本体の価格を示しており、設計費・給排水工事・空調設備などは別途工事費用が必要です。
建築そのものにかかる費用の目安は、坪単価58〜68万円と捉(とら)えておきましょう。長く愛され続け、いつまでも価値ある住宅を提供するという理念から、価格を安くして品質を下げるということはしていません。
4-3.注文〜施工の流れ
マイホーム建築における一連の流れは、日本住宅でも輸入住宅でも大きな差はありません。
4-3-1.相談で施工業者を決める参考に
まずは相談から始め、具体的な家の構想を立てることからスタートしましょう。相談だけならいつでも受けてもらえます。施工会社の家作りにおける考え方を知ることができ、費用・設備・仕様などをホームアドバイザーから情報を得ることが可能です。施工業者選びのポイントにもなるでしょう。
4-3-2.予算を立てて見積もりを出してもらう
予算に最も見合う家作りは、生涯暮らしていくマイホームにとって重要なことです。予算を決め、費用計画書を作成してもらいます。ただし、土地価格は場所により異なるため、一概には判断できません。
見積もり作成のため、外観と平面計画を行います。どちらかを重視して偏ることがないよう、外観と機能の両立を目指す計画が行われるのです。間取りなど希望は事前に伝え、図面に反映されているかどうかを確認してください。建築デザイナーとの面談もありますので、具体的に要望を伝えるといいでしょう。
4-3-3.契約してから施工へ
設計内容と見積もりに納得できるようなら、契約へと進みます。契約に至るまでに納得できなくても仮契約は行わず、相談したから依頼しなくてはと気負う必要はありません。
契約時には価格が確定していますので、工事開始後に追加料金が発生するなどの心配はしなくてもいいでしょう。契約後、施工を開始します。
4-4.注意点
知っておきたい注意点をまとめてみました。施工開始後にトラブルにならないよう、知識を持って契約に臨みましょう。
4-4-1.追加料金について
見積価格と設計に納得し、契約に至るのが一連の流れです。基本的に追加料金が発生することはありません。しかし、依頼主から追加したい事項や変更点がある場合、追加料金の発生は考えられますので注意してください。
4-4-2.地盤沈下の調査
日本住宅に比べ、輸入住宅は重量があるのが特徴です。耐震構造がしっかりしていて安心という側面もある一方、重さがあるゆえ地盤沈下の不安もつきまといます。
建築時には地盤沈下の調査を行い、柔らかな地盤は避けるようにしてください。日本住宅では問題ないことも、輸入住宅ならではの悩みがあるものです。せっかく建てる家ですので、下調べは入念に行いましょう。
5.輸入住宅のインテリアについて
輸入住宅は外観・内装・間取りに目がいきがちですが、最後までこだわりたいのがインテリアです。何をどうおくかで、印象がぐっと変わります。憧れの住まいにする参考にしてみてください。
5-1.全体のイメージを決める
特に意識したいのは、リビングの雰囲気です。海外の雰囲気や情緒を意識するようにしましょう。まず、全体的なイメージを決め、エレガント・ナチュラル・クラシックなど雰囲気を統一することをおすすめします。統一感が出ると引き締まった印象を与え、部屋のごちゃごちゃした雰囲気をなくすことができるのです。イメージを決め、家具を揃(そろ)えていくようにしましょう。
5-2.センスが光る家具を配置
ナチュラルで素朴な印象を与えたいなら、シンプルなものを選びます。木目調のものがおすすめです。なるべく飾り気のないものなら、すっきりした雰囲気に仕上がります。
重厚感を意識したいなら、エレガントな猫足のものがおすすめ。華やかな柄を取り入れたソファーなど、部屋のアクセントになるものを選んでください。
5-3.インテリアコーディネーターに相談
施工会社にインテリアコーディネーターが常駐する場合、住宅建築と合わせて相談するといいでしょう。外観・間取り・設備の色合いなどから判断し、しっくり馴染(なじ)むコーディネートができ上がります。自己流のインテリアだと不安・どこで購入したらいいかわからない・どうしても考えがまとまらないという方は、プロのアドバイスを受けてみてはいかがですか?
6.メンテナンス・リフォームについて
マイホームは生涯で最も大きな買い物。ずっと住み続ける家ですので、メンテナンスやリフォームなど、暮らしていく中で必要な知識を持っておくことも重要です。
6-1.アフターケアの有無を確認
契約前にしっかり確認しておきたいのは、完成後にアフターケアを受けられるかどうか。住宅は住み始めるとさまざまなトラブルが発生することがあります。良心的な施工業者なら、入居後1年・5年・10年と定期点検を実施し、不具合などは修理を行ってくれるのです。築年数に応じ、無料で受けられるものですので、必ずチェックしておきたいポイント。住宅完成後は何もしてもらえなかったでは、修理が必要でも自己負担が発生し、思わぬ出費につながってしまいます。アフターケアが受けられる業者を選んでください。
6-2.補修は早めに
住宅の不具合や修理が必要になる場合、修復工事を行うことも出てくるでしょう。簡単な工事ならすぐに対応できるものもありますが、部品や資材の取り寄せが必要になる工事の場合、現地から輸入することになります。日本の資材では、規格が異なるためです。時間もかかるため、早めの補修を心がけるようにしましょう。
台風などの災害後は、必ず住宅の点検を行い、不具合や破損状況を確認してください。万が一トラブルがあった場合、すぐにメーカーへ連絡しましょう。
6-3.リフォームについて
住宅を1から建築するだけが、輸入住宅に住む方法というわけではありません。マンションの1室を輸入リフォームする方法を取り入れる家庭もあります。
ごく一般的な和室やフローリングでも、輸入木材を使ってリノベーションをし、落ち着きのある輸入住宅風に仕上げることができるのです。リフォームをきっかけにバリアフリーを導入する家庭も増えています。使いにくかった部屋も、リフォームを機に将来を見据えた快適な空間になることでしょう。
7.よくある質問
輸入住宅でよくある質問や、不安な声に対する回答をまとめてみました。
7-1.スタイルが決まらない場合はどうする?
住宅建築におけるデザインの決定はとても重要です。特に外観を気にされる方も多いのですが、たくさんあるデザインから1つに絞れないケースもあります。
マイホームを作りたいけれど、なかなかデザインが決まらないという方は、どんな家に住みたいかを少しずつ整理し、建築デザイナーと納得できるまで相談していきましょう。
7-2.ベランダはつけられる?
輸入住宅の施工事例を見ると、ベランダが設置されていないように見えることがあります。事前に希望を伝え、設計にベランダを加えてもらうことも可能です。輸入住宅の6割は設置されていますので、建築デザイナーと綿密な相談を重ねることをおすすめします。
7-3.キッチンや洗面台などは選べる?
こだわりたいポイントとして、キッチンや洗面台のデザインが挙げられると思います。海外の情緒を再現するために大切なポイントでもあり、どのデザインを選ぶかで雰囲気も変わってくるものです。
依頼者の好みで選ぶことができますので、気軽に相談してみてください。色や形状などの希望はどんどん伝えることが大切です。
7-4.敷地が広くないと建てられない?
輸入住宅だから広大な敷地が必要というわけではありません。30坪でも建築可能ですし、土地の形状がL字でも三角でも問題なく建てられます。住宅のスタイルにより、平屋・2階建て・3階建てと選ぶことも可能です。
7-5.輸入住宅でも増改築できる?
輸入住宅にお住まいの方で、将来増改築を検討することもあるでしょう。2×4工法で作られている輸入住宅は非常にしっかりした耐力壁を用いてます。増改築の予定がある・将来計画する可能性が高いという場合、あらかじめ耐力壁の使用を抑え、増改築を前提にした設計を行うこともおすすめです。
増改築に伴い、もともとあった耐力壁の取り壊しを行った場合でも、工事内容を見て補強処理が行われますので心配は要りません。
8.まとめ
いかがでしたか?輸入住宅が人気を集めているのは、予算に見合う最良の家を建築でき、高機能であることがわかりました。マイホームは生涯で最も高い買い物であり、どんな家を建てるかで個性をアピールすることもできます。輸入住宅は2×4工法を用いた耐震対策にも最適で、年月を経ても資産価値が変わらないのが魅力です。
慎重に行いたいマイホーム計画は、建築デザイナーとしっかり相談してデザイン・間取り・仕様などを決めるようにしてください。納得できるまで綿密に話し合いを繰り返すことで、納得できるマイホームにすることができるでしょう。