
いつが最適? 屋根を塗り替え時期を見極める3つポイント
自宅を守っている屋根は常に過酷な環境に晒されています。
屋根は天気の良い日は紫外線を浴び、天気の悪い日には雨風を浴びるという環境に耐えなければなりませんよね。
その屋根を守っているのが塗料なのです。
とはいえ、残念ながら屋根塗装に使われる塗料は一生物ではありません。ですから屋根の塗り替えを定期的に行う必要があるのです。
屋根の塗り替え時期を見極める良い方法を知りたいと思いませんか?
そこで本日は、屋根の塗り替えを行う最適な時期を見極めるポイントを3つご紹介します。屋根をしっかりメンテナンスするために是非お役立てください。
見極めポイント1:以前に塗り替えをしたのはいつか?
以前に屋根の塗装をしてからどれくらいの年数が経ちましたか?
屋根に使用されている塗料には耐用年数というものがあります。この年数に近づくにつれて塗料の劣化が始まり、塗膜の剥がれなどが見られるようになりますよ。これは屋根の塗り替え時期が来ている証拠です。
屋根に使用されている塗料は種類別に耐用年数が異なります。自宅の屋根に使用されている塗料の種類を確認しておきましょう。
- シリコンウレタン系塗料→12年から15年
- シリコン系塗料→8年から17年
- フッ素系塗料→17年から20年
これが最近屋根塗装によく使用される塗料の種類と耐用年数です。屋根の塗り替え時期を見極める参考にしてみてください。
見極めポイント2:屋根材の色が変わっている
- 屋根材が白くなっている
- 屋根材の色がくすんで見える
- 屋根材に苔が生えて緑色になっている
自宅の屋根にこのような症状が見られませんか?
もしこのような症状が見られる場合は塗替え時期が来ている証拠です。屋根材が傷んでしまう前に再塗装を検討しましょう。
先程ご紹介した塗料の耐用年数が来ていなくても、住宅の立地条件や日当たりなどの影響で屋根の塗料が早く劣化することがあります。定期的に自宅の屋根を点検しておきましょう。そうすれば屋根の変化を見つけやすくなり、適切な塗り替え時期を見極めることができますよ。
見極めポイント3:屋根材の破損
- 屋根材にひび割れが見られる
- 屋根材の塗料が剥がれている
自宅の屋根にこのような症状が起きていませんか?
屋根材が破損する原因は色々ありますよね。台風や大雨によってまだ新しい屋根材や塗装したばかりの屋根材でも破損することがあります。
しかしながら、屋根の塗料が劣化していることが原因で屋根材が破損してしまうこともあるのです。そのままにしておくと屋根裏に雨水が染み込み、建材の腐食や雨漏りにつながることでしょう。
屋根材にヒビ割れや塗料の剥がれが見られる場合は何が原因なのかを早めに見極めましょう。信頼できる業者に屋根の検査を依頼してください。
塗料の劣化が原因なら早めに屋根の塗り替えを計画しましょう。
まとめ
この記事では屋根の塗り替え時期を見極める3つのポイントをご紹介しました。
- 見極めポイント1:以前に塗り替えをしたのはいつか?
- 見極めポイント2:屋根材の色が変わっている
- 見極めポイント3:屋根材の破損
屋根の塗り替え時期を見極めるためにこれら3つのポイントが役立ちますよ。自宅の屋根を塗り替える適切な時期を見極めるために是非お役立てください。