新築を建てるときに利用できる助成金・補助金制度とは? ~知った方がお得な制度!~

マイホームは永遠の憧れです。金銭的な問題からマイホームを断念する人も少なくないでしょう。
金銭面で悩んでいる人はぜひ新築時に利用できる助成金制度を利用してください。
新築の助成金・補助金とはどのような制度なのか、新築住宅、住宅購入を考えている人は要チェックです。
それらの制度について詳しくみていきましょう。

1.新築時に利用できる助成金・補助金について

何も知らずに新築を建てるよりも、利用できる助成金や補助金があれば利用して費用を軽減させた方が効率的ですよね。
新築住宅や住宅購入を考えている人はぜひ利用できる助成金・補助金をチェックしてください。

1-1.融資とは違うシステム

補助金や助成金と聞くと、いずれは返済しなければならないのでは…?と不安になる方が多いですが、返済する必要はありません。
融資とはまったく違うシステムとなっています。
補助金・助成金を受けるためには決められた条件をクリアしなければなりませんが、クリアすれば与えられるお金は返済せずにすべて資金として使えるので安心してください。
条件さえクリアすれば誰でも利用できる補助金・助成金制度となっているのはうれしいですよね。
新築を建てる際に自分たちの条件でクリアできる補助金・助成金があるかどうか必ずチェックしてください。
当てはまるものがあれば利用した方がお得ですよ。

1-2.地方自治体やその年によって変わる補助金・助成金制度

新築以外にもリフォームや増築で利用できる補助金・助成金制度がたくさんあります。
しかし、1年ごとに変わったり、地方自治体によって内容が異なるため業者も混乱してしまうのが現状です。
とくに、気をつけておかなければならないことが“申込期間”。
地方自治体が実施している補助金・助成金は申込期間が短いケースが多く、いつの間にか募集期間が終了してしまった…と間に合わなくなった人も少なくありません。
あのときすぐに申し込みをしておけばよかったと後悔しないためにも常にチェックしておき、いつまで申し込みをしておけば良いのかしっかり新築のスケジュールを立てていかなければならないでしょう。
もし、制度を利用するのであれば購入する前、工事にとりかかる前に打ち合わせをしてください。

1-3.事前に条件・内容を確認しておこう

思っているよりも新築時の補助金・助成金はややこしくなっています。
事前に内容や条件についてしっかりチェックしておかなければなりません。
自分たちで地方自治体に問い合わせて確認をきちんとしておけば失敗することはありませんし、スムーズに工事が進められるでしょう。
助成金・補助金を利用するポイントはその点になるのではないのでしょうか。
本当にさまざまな制度があるため、新築時に利用できるものはどのようなものがあるのか確認してくださいね。

2.助成金・補助金とはどのような制度?

2-1.組み合わせることもできる制度

国や地方自治体によってさまざまな補助金・助成金制度があることがわかったと思います。
これらの補助金は必ずしもひとつだけしか利用できないとは限りません。
助成金や補助金のような制度をいくつか組み合わせて利用できるということをぜひ覚えておいてください。その制度の条件に当てはまるのであればいくつでも組み合わせてOKです。
例えば、県が指定した材料を使った家を建てると出る補助金制度と冷房機器の設置であわせて50万円ほどコストが削減できます。
組み合わせ次第では最大500万円も削減できるものもあるのです。そんなに援助金が得られると経済面で断念していたマイホームも夢ではありません。
組み合わせられるためにも、さまざまな補助金・助成金を把握しておくことが大切ですよ。

2-2.なぜそのような制度が受けられるのか?

なぜそんなにも助成金や補助金が受けられるのか、疑問に思うこともあるでしょう。
助成金・補助金を受けられる条件さえクリアすれば利用できますが、その理由は“景気の回復”に大きく関係しています。
住宅・建築に関することは国の経済に大きな効果をもたらすと言われており、そこに多額のお金が動くとなると景気回復につながりやすくなるのです。
よって、国や地方自治体も全体的に積極的に補助金・助成金の募集をおこなっています。
とくに近年、地球温暖化による環境汚染が続いているため、自然エネルギーに関する新築設計に力をいれているようですね。
太陽光エネルギーや自然換気システムなど取り入れようか考えている人はぜひ制度をチェックしてください。

3.どのような助成金・補助金があるのか

3-1.実施されている助成金・補助金

新築時に利用できる助成金や補助金は主に、高機密・高断熱を取り入れる住宅を建築するときや太陽エネルギーや自然換気システムといった自然エネルギーの導入、二世帯住宅を新築・購入するときなど挙げられます。これらは国が積極的におこなっている制度です。
では、地方自治体ではどのような助成金・補助金が利用できるのでしょうか。
例えば、愛知県をみてみると「環境にやさしい家」に対する助成金がピックアップされています。

  • 住宅用太陽光発電設導入促進補助金
  • 再生可能エネルギーの固定価格買取制度
  • 民生用燃料電池導入支援補助金
  • 住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
  • 定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金

まだまださまざまな補助金制度がありますが、ホームページをチェックしてみると以上のような制度がありました。
制度内容については毎年変わっているようなのでしっかり確認してくださいね。

3-2.家を建てる地方自治体に問い合わせをすること

愛知県においても市町村によって利用できる補助金制度が変わってくるようです。
後でやっぱり利用できないということにならないためにも、事前に建築予定の地方自治体に問い合わせて確認することをオススメします。
確認をせずに失敗してしまった…という人が結構多いので事前確認はとても大切なことです。
念には念を、ホームページや電話で問い合わせをして絶対チェックしてから打ち合わせをおこなってくださいね。

まとめ

新築時に利用できる助成金・補助金についてみてきましたがいかがでしたでしょうか。
家を建てる際に利用できる制度があれば利用したもの勝ちです。
建築にかかる費用を抑えられますし、効率的にすてきな家を建てられるでしょう。
では、最後にもう一度確認していきたいと思います。

  • 返済しなくていい制度
  • 地方自治体、年によって内容が変わる
  • 必ず事前に条件や内容を確認すること
  • さまざまな制度を組み合わせて利用できる
  • 助成金、補助金は景気回復につながる
  • 自然エネルギーの導入に力をいれている
  • 家を建てる地方自治体に確認する

以上のポイントをしっかりふまえた上で建築する際に利用できる助成金・補助金制度がないかどうかチェックしてくださいね。
実際に、新築を建てた人の中には制度を上手に利用して理想の家を安い費用で建てた人もいます。
できるだけ費用を抑えたい人は国・地方自治体の助成金・補助金制度は要チェックです!
インターネットで簡単に調べられますし、実際に導入した例を紹介しているサイトもあります。この機会にぜひ見てみてはいかがでしょうか。
また、まわりに利用した人がいれば話を聞いてみるのも良いかもしれませんね。